投資運用世界大手米ニューバーガー・バーマンが5月、日本の中小型株を対象としたアクティブ・エンゲージメント型のESG投資信託「Neuberger Berman Japan Equity Engagement Fund」を設定したことがわかった。時価総額が1兆円未満の企業のみに集中投資する。
同ファンドは、ESG、クオリティ、バリュエーションのファクターを用いて3段階のスクリーニング及びスコアリング・プロセスを通じて投資先銘柄を決定する。「変化への意欲」の高い企業を選定し、長期的に高いリスク調整後リターンを狙う。
ニューバーガー・バーマンは2019年11月、日本株専門チームを創設。今回のファンドの運用を率いる。当部門ヘッドは、アバディーン・スタンダード・インベストメンツで日本株式運用チームのデピュティ・ヘッドを務めていた窪田慶太氏。同社によると、中小型株のESG投資を実施する投資家が少なく、投資機会があると判断したという。
同社は、ESG株式投資を拡充しており、普及している先進国の大型株式だけでなく、新興国や中小型株についても積極的にファンドを立ち上げている。
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