健康ビルディングWELL認証管理団体米IWBIは8月4日、不動産大手JLLとLendleaseが不動産ポートフォリオ全体の健康格付を行うサービス「WELLポートフォリオ」でスコアを取得した第1号企業となったと発表した。新型コロナウイルス・パンデミック以降、不動産の健康面でも関心が高まっている。
同サービスは、IWBIのWELL認証を活用し、ポートフォリオ全体のレーティングを行うサービス。個別の物件だけでなく、ポートフォリオ全体の状況を把握することでポートフォリオ・マネジメントを有効に進めるために活用されている。WELLポートフォリオ格付は、2018年に開始。JLLとLendleaseの2社が今回、測定作業を完了し、実際にスコアを受け取った。
同格付については、他にも、プロロジス、バークレイズ、BNPパリバ、CBRE、華潤置地(CR Land)等が、スコアを取得する意向を示している。
IWBIは、WELLポートフォリオで全体のスコアをとった上で、個別の物件でさらにWELLプレ認証、WELL認証、WELL Health-Safety Rating for Facility Operations and Management for individual propertiesの認証を取得することで、個別物件のファシリティマネジメントを強化できるとの考えも伝えた。
【参照ページ】First WELL Portfolio Scores Demonstrate Commitment to Health Through a Portfolio-wide Approach
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