フランス・エコロジー移行省等は10月28日、気候変動分野の金融機関での情報開示に関する表彰「国際気候報告賞」の受賞機関を発表した。英バークレイズ等が受賞した。
同賞は、2016年に初回の表彰が行われ、今回は2019年に続き3回目。主催は、仏エコロジー移行省、仏エネルギー移行庁(ADEME)、2° Investing Initiative(2°ii)。SASBとGRIも協力している。表彰基準は、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)ガイドラインとEU非財務情報開示指令(NFRD)。
今回の受賞企業は、
- 銀行部門:バークレイズ
- アセットオーナー部門:アクサ
- 運用会社部門:フェデレイテッド・ハーミーズ
- 審査員特別賞:ERAFP(フランス公務員退職年金基金))
アクサは3回連続の受賞。他の3機関は今回が初受賞となった。受賞は、応募機関のみが対象となり、銀行、運用会社、アセットオーナー、中央銀行、開発金融機関等から応募を受け付けていた。
また同賞の運営機関は、同賞の活動の発展形として、フランス金融機関を対象とした気候変動情報開示プラットフォーム「Climate Transparency Hub(CTH)」を2021年1月にローンチする準備も進めている。
【参照ページ】AXA, Barclays, Federated Hermes, and ERAFP take top prizes at the International Climate Reporting Awards
【参照ページ】International Climate Reporting Awards
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