世界経済フォーラム(WEF)は11月10日、米雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」と共同で、2020年に注目の10の最先端技術を発表した。新型コロナウイルス・パンデミック関連や、気候変動対策に資する有望な技術が多くリスト入りした。
今回リスト入りした10の技術は、
- バーチャルペーシェント:バーチャルでの医薬品臨床試験技術。治験のコスト削減やスピードアップに貢献
- 注射用のマイクロニードル:痛覚神経に触らず注射が打てる非常に薄い注射針
- 全ゲノム合成:合成生物学の最先端技術で遺伝子疾患の治療で期待
- デジタル医薬品:患者の精神や肉体に健康状態をモニタリングするセンサーを内包した医薬品
- 電動航空機:電気で動く航空機。二酸化炭素排出量の削減に期待
- 低炭素型セメント:セメント生産での二酸化炭素排出量を大幅に削減する技術
- 太陽光エネルギー化学:太陽光の力で二酸化炭素を化学物質に転換する技術
- グリーン水素:再生可能エネルギーで水電解生成する水素
- 空間コンピューティング:現実空間とサイバー空間を融合させる技術
- 量子センシング:量子を活用した超高感度型のセンサー。自動運転や自然環境計測等での活用に期待
【参照ページ】Top 10 Emerging Technologies to Watch in 2020
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