国際環境NGOグリーンピースは7月8日、韓国大手10企業グループを対象に気候変動対応ランキングを発表した。いずれの企業も高い評価は得られず、グリーンピースから酷評される形となった。
今回対象となったのは、サムスン、LG、現代自動車、現代重工業、SK、ロッテ、ハンファ、ポスコ、GS、韓国の農業協同組合の10社。各企業グループの関連会社に対し、再生可能エネルギーの利用状況、使用電力100%の再生可能エネルギー転換計画、具体的な気候変動対策実施計画等をアンケート調査し、企業グループ毎にまとめた。
その結果、AとBの評価企業はなし。SKとサムスンがC+、LGとポスコがD、残り6社は全て最低ランクのFだった。Fランクの企業は、ほとんどの関係会社が非回答もしくは再生可能エネルギー転換計画が皆無だった。C+の企業は、再生可能エネルギーへの転換計画はあるが、目標年が不明瞭もしくは遅すぎる状況だった。
今回の調査の再生可能エネルギー100%転換の達成目標年は平均で2048年。グリーンピースは「RE100企業と比べ20年遅い」と批判した。
【参照ページ】The poor report card of climate crisis response received by the domestic conglomerates, why?
【参照ページ】[Report] Leadership report card for the top 10 groups in response to climate crisis
【レポート】10대그룹 기후위기대응 리더십성적표
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