
金融世界大手英HSBCとIT世界大手米IBMは12月16日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)間の直接決済を執行する実証に成功したと発表した。実証は、パブリック・クラウドとプライベート・クラウド、オンプレミスのデータソースを組み合わせたハイブリッド・クラウド環境上で行われた。
今回の実証プロジェクトは、フランス銀行が公募し採択された案件。フランス銀行は、デジタルユーロの可能性を探る多面的なプログラムの一環で、CDBCの幅広い実証を行っている。
今回の実証では、一次発行、二次取引、クーポン支払までのDVP(Delivery Versus Payment)を行うeBonds、プライシングとPVP(Payment Versus Payment)でのトランザクションをカバーした。これまでにも3つを個別に実証されていたが、包括した実証の成功では今回が初。実証設計はわずか4ヶ月で行われた。
今回の成功により、クロスボーダー、クロスCBDC、デジタル通貨、クロスアセット、クロス台帳、エンドツーエンドの証券取引、外国為替取引というマルチトランズアクションの道が拓けた。トークンベースのFX決済手法としては、ホールセールとリテールの双方で今回のモデルが活用できるという。
実証が行われた環境は、分散型台帳ではIBMのHyperledger FabricとR3のCordaを活用。それらをIBM Researchの相互運用ツールWeaverを使ってインテグレートした。
【参照ページ】HSBC And IBM Successfully Design And Test Interoperable Multi-Ledger Central Bank Digital Currency, Securities And Foreign Exchange Settlement Capability
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