欧州イノベーション技術研究所(EIT)は1月10日、イノベーションとアントレプレナーシップに関する幅広い講座を掲載したオンラインプラットフォーム「EITキャンパス」をローンチした。気候変動、食物、素材、都市モビリティの4分野で合計60コース以上をほぼ無料で学ぶことが可能。
EITは、EUのイノベーションと技術力を強化するために2008年に創設されたEU機関。企業、研究施設、高等教育機関と連携したパートナーシップ「EIT Knowledge and Innovation Communities(EIT KICs)」を複数形成し、気候変動、デジタル、食料、健康、エネルギー、ものづくり、原材料、都市モビリティの9つのプロジェクトを立ち上げてきた。
今回開始したEITキャンパスは、EUとして重要となるイノベーションスキルの習得機会を提供するもの。発足時に63の講座を開設した。また、これまでの各EU機関のホームページで分散して紹介していたプログラムも、ワンストップでアクセスできるようにした。EITが200大学と連携し大学生向けに開発してきた修了証(Certificate)には、高い品質ブランドを示すための「EITラベル」が付けられるようになる。
【参照ページ】Launch of EIT Campus: better offer for entrepreneurial education
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