国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は4月、金融機関に向け、持続可能な食糧システムに向けた資金フローを促進するよう呼びかける報告書を発行した。政府にも金融機関向けの政策環境の整備を求めた。
国連諸機関は目下、食料システムが、気候変動、生態系、環境汚染の三重の危機の要因となっているとみている。さらに、食料安全保障、雇用、公衆衛生、ジェンダー等の社会課題の要素も詰まっている。必要な資金ギャップでは、国際食糧政策研究所(IFPRI)は、2030年までに年間最大で3,500億米ドル(約47兆円)と推計。そこで、今回の報告書も、金融機関に対し、投融資を通じて、食料システム全体の変革を求めたものとなった。
同報告書では、…
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