
飲料世界大手英ディアジオは5月22日、オリジナル・アイリッシュ・クリーム・リキュール「ベイリーズ」で、紙製ボトルを実証導入する新たな計画を発表した。紙製ボトルの消費者向け実証は同社初。スウェーデン繊維容器製造PulPacおよび英PAコンサルティングと協働する。
同容器は90%紙製で、残りは薄いプラスチック・ライナーとホイル・シールで構成。標準的なフローでリサイクルできるよう設計され、消費者は廃棄時にプラスチックライナーと紙製ボトルを分別する必要がない。
今回の実証は、スペイン・バルセロナで開催される「タイムアウト・フェスティバル」で、ベイリーズの80mlボトル2,000本で展開。アイルランドの充填場からバルセロナまでの輸送や、消費者コミュニケーション、紙製ボトルのサステナビリティ認証等を検証する。
同社は、英紙製ボトル製造パルペックスの紙製ボトルを推進するコンソーシアムのメンバーであり、より広範な製品ポートフォリオでの紙製容器の展開を模索。依然、開発段階にある同社スコッチウイスキーブランド「ジョニー・ウォーカー」での紙製ボトルの開発と社内テストを続けている。
【参考】【イギリス】ディアジオ、2021年に100%紙製ボトルのウイスキー発表。ペプシコ、ユニリーバも参画(2020年7月21日)
紙製ボトルでは他にも、フィリピンの超高級ラム酒ブランド「ドン・パパ」と協働し、ディアジオが設計した螺旋巻き紙製ボトルを開発中。紙比率は90%となる見込みで、現在フィージビリティ・テストを行っている。
同アクションは、ディアジオが2022年に発表した、余分な包装を減らすためにプレミアム・スコッチ製品で紙製ギフトボックスを撤廃するプログラムの一環。今後数年間で段階的に展開していく。
ガラス瓶では、EXXERGYが開発した新たなコーティング技術による軽量化を推進。現在、第一段階の成功を受け、第二段階のラボテストに投資し、Ardagh、Dassualt Systemesとも協働予定。
【参照ページ】Diageo announces paper-based bottle trial for Baileys Irish Cream Liqueur
【画像】Diageo
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