飲料世界大手英ディアジオは7月13日、同社スコッチウイスキーブランド「ジョニー・ウォーカー」で2021年から100%紙製ボトルを導入すると発表した。同社によるとプラスチックを一切使わない量産型の紙製ボトル技術としては世界初。脱プラスチックを推進する。
今回開発した紙製ボトルは、英R&DコンサルティングPilot Liteと提携し、ディアジオ自身が開発。同技術を推進するために両社は合弁会社パルペックスを設立した。
同紙製ボトルは、原料は持続可能な調達を行ったパルプを活用。標準的な廃棄物処理施設で100%リサイクルが可能。食品安全基準も満たしている。パッケージ・デザインも自在で、既存のパッケージ・デザインを品質を維持したままそのまま用いることができる。
合弁会社パルペックスは同時に、同社の技術を活用した紙製ボトルを推進するコンソーシアムも発足した。ペプシコとユニリーバがすでに参画を表明しており、最終的な参画企業は2020年後半に発表になる。参画企業は、各社の飲食品容器にパルペックスの技術を活用した紙ボトルを生産していく。
【参照ページ】Diageo announces creation of world's first ever 100% plastic free paper-based spirits bottle
【参照ページ】Diageo & Pilot Lite launch Pulpex
【参照ページ】pulpex
【参照ページ】PEPSICO PARTNERS TO DESIGN RECYCLABLE PAPER BOTTLES
【画像】Diageo
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