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【国際】ブルームバーグ、SFDRとCSRDに対応したデータ提供開始。新規制に対応

 金融情報世界大手米ブルームバーグは6月27日、機関投資家向けに、投資ポートフォリオのサステナビリティ特性を測定、管理、報告するための新たな機能をリリースしたと発表した。

 今回の発表は、同社のポートフォリオおよびリスク分析ソリューション「PORT」と、機関投資家向けのプレミアム製品「PORT Enterprise」で、EUのサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)で義務付けられている主要なESG指標、13万社を超える世界の上場・非上場企業の温室効果ガス排出量、企業のパフォーマンスと情報開示の評価に使用されるブルームバーグ独自のESGスコアの3つを掲載するというもの。

 特に「PORT Enterprise」では、法人全体のサステナビリティ報告作成の支援機能に加え、欧州証券市場監督局(ESMA)のSFDR標準テンプレートにも対応している。

 また同社は6月20日、同社のサービス「ブルームバーグ・ターミナル」で、大手金融機関向けに、EUの企業サステナビリティ報告指令(CSRD)に対応したデータの提供も開始した。こちらは、大企業としてCSRDに基づく開示が2025年に義務化されることに伴い、金融機関の法人としての開示をサポートするもの。

 同データは、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)とブルームバーグの既存データフィールドをマッピングして情報を整理。またCSRDに対応できるよう、追加フィールドも作成される予定。第1弾では、2025年から義務対象となる企業をカバー。2026年に報告が義務化される企業にも今後対象拡大を予定している。

【参照ページ】Bloomberg Introduces Sustainability Tools into its Portfolio and Risk Analytics Solutions 【参照ページ】Bloomberg Facilitates Access to CSRD Data for Financial Firms Ahead of Reporting Deadline

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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