Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の97%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【フランス】ソシエテ・ジェネラル、2030年トランジションファイナンス80兆円目標設定

 金融世界大手仏ソシエテ・ジェネラルは11月22日、2024年から2030年までに5,000億ユーロ(約80兆円)の環境トランジションをテーマとしたサステナブルファイナンス(トランジションファイナンス)目標を発表した。国連気候変動枠組条約第29回バクー締約国会議(COP29)を踏まえた決定と説明した。

 同社は、2022年から2025年までのサステナブルファイナンス目標を3,000億ユーロに設定していたが、2024年代2四半期ですでに目標を達成。今回目標を引き上げた。ファイナンス分野は、低炭素エネルギー、持続可能な不動産、低炭素モビリティを含むの環境移行全般。特に、再生可能エネルギー分野での主導的地位を取り続けるとした。最近では、エネルギー移行専業のオルタナティブ投資LEEDも設立している。

 内訳は、その内訳は、投資銀行業務を含むファイナンスが4,000億ユーロ、サステナブルボンドが1,000億ユーロ。同社は2021年に、Net Zero Banking Alliance(NZBA)に加盟。今回の発表では、革新的なESGソリューションとアドバイザリー能力を顧客に提供することにより、同社のアラインメント・アプローチをさらに支援すると表明した。

 同社は2023年末時点で、金融ポートフォリオのうち、一般炭関連セクターの残高割合が0.1%未満にまで減少。2024年第2四半期末時点では、石油・ガス上流セクターのエクスポージャーも、2019年比で 50%以上削減しており、2030年までに2019年比で80%減し、2025年の中間段階で50%減を目標として掲げている。石油・ガスセクター全体での温室効果ガス(GHG)では、温室効果ガス排出量を総量で2030年までに2019年比で70%削減する。   【参照ページ】Societe Generale steps up its efforts supporting the environmental transition

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。