
米ドナルド・トランプ大統領は2月25日、医療価格透明性ルールの実施・施行を加速するよう命ずる大統領令に署名した。医療価格の透明性を向上することで、医療費を削減する。
トランプ大統領は、第1次政権中の2019年6月に大統領令に署名し、病院に対し、最大300の医療サービス価格情報をわかりやすく表示し、病院が提供するすべてのサービスの交渉済み料金を機械読み取り可能なファイルに保存することを求めていた。医療保険制度に対して、医療機関との交渉済み料金、医療機関へのネットワーク外支払、医療機関または薬局給付管理者が処方薬に支払う実際の価格を掲載することや、個人が価格情報にアクセスできる消費者向けのインターネット・ツールを運営することを求めていた。
同大統領令は、バイデン政権中も廃止されず維持されていたが、トランプ大統領は遅々として改革が進んでいないと表明。今回の大統領令は、財務省、労働省、保健福祉省に対し、病院や保険会社が推定価格ではなく実際の医療価格を開示することを保証し、処方薬価格を含め、病院や保険会社間で価格を比較できるようにするための措置を講じることを命じた。
トランプ大統領は、同規制が完全に実施された場合、2025年までに消費者、雇用主、保険会社にとって800億米ドル(約1.2兆円)の医療費節約につながると試算している。
【参照ページ】Making America Healthy Again by Empowering Patients with Clear, Accurate, and Actionable Healthcare Pricing Information
【参照ページ】Fact Sheet: President Donald J. Trump Announces Actions to Make Healthcare Prices Transparent
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