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【アメリカ】P&G、グリーンウォッシュで集団訴訟。トイレットペーパー原材料

 米法律事務所Hagens Bermanは1月16日、P&Gを相手取り、米ワシントン州西部地区連邦地方裁判所に「グリーンウォッシュ」に関する集団訴訟の訴状を提出した。同社のトイレットペーパー「チャーミン」パッケージに記載されている環境保護に関する主張が、同社の「広範囲にわたる森林伐採行為」を隠蔽していると主張している。

 今回の訴訟では、具体的には、主に3つの内容の不備を追及している。

 1つ目は、商品パッケージに記載されている認証ロゴの不備。同社は、森林管理協議会のFSC認証や、レインフォレスト・アライアンス(RA)認証をパッケージに記載している。そのうちFSC認証に関しては、FSC認証を取得できている森林からの原材料とその他の原材料を「MIX」しているステータスであることを明確にし、「FSC MIX」と主張する必要があると主張。また。RA認証に関しては、同社の紙パルプの調達元となっている「カナダ北方林」には数年前から適用されていないため、同社はRA認証ロゴに替えて、森林保護活動を支援する「レインフォレスト・アライアンス・フォレスト・アリー」への活動参加を示すロゴを表示しているが、同社は双方のロゴの違い明確にしておらず、消費者を誤認させているとした。さらに実際には、SEI認証やPEFC認証を取得した森林からの原材料を活用しているにもかかわらず、双方の認証をパッケージに表示せず、「FSC 100%」と表現していることは不適切とし、SEI認証やPEFC認証そのものが最近批判されていることも付言した。

【参考】【国際】P&Gのトイレットペーパー「チャーミン」、持続可能な紙生産にコミット。FSC認証等(2021年4月15日)

 2つ目は、商品パッケージに記載されている同社の植林活動に関する環境主張用語「Protect, Grow, Restore」の不備。まず、「Protect」という主張について、カナダの北方林では、大規模な森林伐採や焼却が発生しており、誤認させるとした。「Grow」と「Restore」に関しては、同社は「1本伐採につき1〜2本植林」と主張しているが、実際には生物多様性の豊かな森林ではなく、単一種の針葉樹を等間隔に植えた「人工林」を作る活動となっており、さらに化学的除草剤の使用も含まれているとした。

 3つ目は、米連邦取引委員会(FCC)のグリーンガイドに対する違反。しかし、P&Gの植林活動「Protect, Grow, Restore」では、環境への利益を過大に表現し、実際の環境負荷を消費者に開示していないとした。訴状では、すでに同グリーンガイドは、多くの州で消費者保護法に組み込まれていることも強調した。

【参照ページ】Charmin Toilet Paper Eco-Friendly Advertising

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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