
世界経済フォーラム(WEF)は5月26日、新型コロナウイルス・パンデミックにより、世界で急速に進むデジタル化に対応するための、重視すべきサイバーセキュリティ上の原則をまとめた「サイバーセキュリティ・リーダーシップ原則」を発表した。
WEFは今回、新型コロナウィルス・パンデミックが、社会のインターネット、デジタル技術の利用を急激に推し進め、いわゆるニュー・ノーマル(新常態)が生まれていると指摘。同時に、サイバー犯罪がこれまで以上に広がると警笛を鳴らした。そのリスクへの対応を支援するためのフレームワークとして5つの原則をまとめた。
- サイバーレジリエンス文化を醸成すること
- 組織にとって重要な資産・サービスを集中的に保護していくこと
- パンデミック中、そしてその後の社会において、リスクを意識した判断のバランスをとること
- 社会がニュー・ノーマルに向かう中で、対応策、事業継続計画を見直し、実装していくこと
- 組織の垣根を超えた協力関係を強化すること
デジタル化が急速に進んでいる状況で、サイバーレジリエンスについては、これまでのような「あればなおよし」な要素ではもはやなく、不可欠なものとして位置付けた。
企業や国は今、それぞれの活動の基盤となっている現行システムの脆弱さを痛感している。サイバー攻撃を耐え凌ぎ、パンデミック後の社会で勝ち残るためには、サイバーレジリエンスを事業モデルに組み込み、必要な投資をしていかなければならない。そのようなアプローチが社員、顧客としてビジネスパートナーからの信頼を勝ち取ることにも繋がるとした。
WEFは5月19日にも、新型コロナウイルス・パンデミックによる影響を受け、リスク認識を集計した報告書も発表。この中でも、今回取り上げられたサイバー犯罪は、「企業にとって最も懸念されるリスク」の第3位として挙げている。
【参考】【国際】世界経済フォーラム、新型コロナでグローバルリスク報告書を臨時発行。経済リスクが上位独占(2020年5月23日)
【参照ページ】Dramatic Rise of Cybersecurity Risks from COVID-19 Prompts Action Plan
【参照ページ】Cybersecurity Leadership Principles: Lessons learnt during the COVID-19 pandemic to prepare for the new normal
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