
世界IT大手米オラクルは6月22日、小売向けクラウドサービス「Oracle Retail Supplier Evaluation Cloud Service」をリリースしたと発表した。同クラウドでは、環境、倫理、安全性、品質等に関するパフォーマンスに基づき、サプライヤーのガバナンス状況を評価可能。小売業界の責任ある調達を支援し、サプライチェーン全体のリスク管理体制を強化する。
同クラウドでは、小売企業で設定したポリシーやスタンダード、規制等への対応状況を評価、モニタリングが可能。小売企業のバイヤーは、既存サプライヤーの評価や、新たなサプライヤー模索のためのデータを同クラウドに追加することで、サプライヤーのコンプライアンス遵守状況をスコア化。標準的な商品調達プロセスにESGパフォーマンスを統合することができる。その他、サプライヤーの工場への監査や訪問の計画、実行や適合性スコアリング、モニタリングも可能。
コンサルティング世界大手米マッキンゼーの調査によると、一般的に企業のESGパフォーマンスの3分の2は、サプライヤーに起因。強固なESG認証を有する企業では、5%から10%のコスト削減が可能と分析している。また消費者向けの調査では、回答者の約60%がサステナビリティや倫理的に調達した原料等、小売のブランド価値が自分の価値観の合致が重要だと考えているという。
オラクルは、小売企業のサプライチェーン全体の可視性が向上することで、変更事項が生じた際のESGスコアへの影響を評価できるため、混乱を最小限に抑え、新たなサプライヤーを円滑に統合できると語った。
【参照ページ】Retailers Support a More Sustainable Supply Chain with New Oracle Cloud Service
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