米重工業大手カミンズは9月8日、有色人種・女性経営の米国企業特化の米プライベートエクイティReinventure Capitalに対し、500万米ドル(約7億円)のLP出資を行うと発表した。
Reinventure Capitalは、インパクト投資家のエドワード・ダガー3世が共同設立、運営するプライベートエクイティ・ファンド。出資パートナー企業に対し、多様なポートフォリオ企業へのアクセスを提供することで、人種・ジェンダー平等とリターン創出を目指している。
今回カミンズが出資を発表したファンドは、総額5,000万米ドル(約72億円)規模。金融世界大手米バンク・オブ・アメリカや米生命保険マスミューチュアル等もLP出資を表明している。
カミンズは2020年、アフリカ系米国人に対する制度的差別の根絶のため、人種平等推進イニシアチブ「Cummins Advocating for Racial Equity(CARE)」を発足。刑事司法改革、社会司法改革、警察改革、経済的エンパワーメントの4分野でのアクションを進めている。今回の出資もその一環。
同社はこれまで、コミュニティ開発金融機関(CDFI)や地域コミュニティと協働し、アフリカ系米国人経営企業(BOEs)に対し、500万米ドル(約7億円)の助成金と融資プログラムを提供してきた。
【参照ページ】CUMMINS ADVOCATING FOR RACIAL EQUITY (CARE) INVESTS IN A SUSTAINABLE FUTURE THROUGH PRIVATE EQUITY PARTNERSHIP
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