自動車大手のChrysler Group LLC(以下、クライスラー)は8月27日、ヒスパニック女性向け雑誌のLatina Style誌が毎年発行しているLatina Style Top 50 Reportのランキングにおいて、米国内800社の中から「ヒスパニック女性が働くべき会社」トップ12に選出されたと発表した。1998年に同ランキングが開始されて以降、クライスラーが選出されるのでは今年で11度目となる。
Latina Style Top 50 Reportは、Latina Style誌が米国労働省や米国雇用機会均等委員会、ヒスパニック系団体とともに開発したランキングだ。毎年フォーチュン1,000社に調査票を送り、リーダーシッププログラムや福利厚生、ラテン系女性の管理職比率などを指標として、雇用のダイバーシティ、機会均等に向けて献身的に努力している企業を選出している。ランキングの中には退役軍人や軍人の雇用プログラムを持つ企業なども含まれている。
今回の選出にあたり、クライスラーで人材採用・ダイバーシティ担当役員を務めるGeorgette Borrego Dulworth氏は「ダイバーシティ及びインクルージョンはクライスラーグループの経営戦略の中核をなしている。この変化と競争の激しい業界において、それらは、イノベーションと競争力を生むワークフォースを作り上げるという我々の努力に欠かせないものだ。」とダイバーシティ推進のメリットを語った。
同ランキングへの選出は、ラテン系女性の雇用に取り組む米国企業にとって最も名誉ある評価だと考えられている。
【企業サイト】Chrysler Group LLC
【企業サイト】Latina Style Magazine
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