【アメリカ】ティファニー、2050年までに温室効果ガス排出ネットゼロを誓約 2015/12/01 最新ニュース

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 世界を代表するラグジュアリーブランドのティファニーが、環境や社会にも配慮した「サステナブル・ラグジュアリー」への進化に向けてさらに大きな一歩を踏み出した。米ティファニーは11月12日、2050年までに温室効果ガス排出ネットゼロを達成することを誓約した。これは、セールスフォース創業者のMarc Benioff氏やヴァージン・グループ創業者のRichard Branson氏らが立上げた産業界のリーダーらによるグローバルイニシアチブ、B Teamが展開している”Net-Zero By 2050“の一環だ。

 同キャンペーンにはティファニー以外にも既にNRGエナジーや、ナチュラ、ユニリーバ、ケリングら多くのグローバル企業が参加しており、2050年までに排出ネットゼロという目標の達成を誓約している。また、これらの企業はB Team主導のもと、共同で各国政府に対しても同様の目標を掲げるように呼びかけている。

 ティファニーのCEOを務めるFrédéric Cumenal氏は「世界を代表するブランドであり、持続可能なラグジュアリーにおけるリーダーとして、ティファニーは2050年までの温室効果ガス排出ネットゼロという目標に誓約している他の責任ある企業の仲間になることを誇りに思う」と語る。

 ティファニーは2050年までのネットゼロ実現に向けて、具体的には「科学的根拠に基づく排出削減目標の設定」「事業運営に必要な電力の100%を再生可能エネルギーから調達」「気候変動政策における企業としての責任ある関与」「2020年までに全てのサプライチェーンから木材調達のための森林破壊の撲滅」という目標にコミットしている。

 また、同社は目標達成に向けた取り組みの一環として、店舗のエネルギー節約も進めている。世界中の店舗の商品展示用照明をエネルギー効率が高いLED照明に切り替える取り組みを進めており、2014年にはLEDへの切り替えを天井照明にまで拡大した。2015年末までには65以上の店舗で天井照明がLEDに切り替わる予定だ。

 「ラグジュアリー」と「サステナビリティ」という一見相反するようにも思える価値観をブランドに統合し、大胆な目標を掲げて環境保護に取り組んでいる同社の取り組みは、同業他社にとっても大いに参考になる。さらに多くの企業が同社の誓約に続くことを期待したい。

【参照リリース】TIFFANY & CO. PLEDGES TO ACHIEVE NET-ZERO GREENHOUSE GAS EMISSIONS BY 2050
【企業サイト】TIFFANY & CO
【参考サイト】B Team

(※:Sunflowerey / Shutterstock.com

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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