金融世界大手スイスUBSは8月14日、富裕層向けプライベートバンキング部門が管理するESG投資資産が19.3億ポンド(約2,720億円)に達したと発表した。2018年1月にサステナビリティ100%ファンドを設定した当初の9.47億ポンド(約130億円)から、わずか7ヶ月で2倍となった。
UBSは、2018年1月に欧州のウェルスマネジメント顧客向けにサステナビリティ100%ファンドを設定。その後4月にアジア向け、6月に英国向けに同様のファンドを設定し、ファンド販売の対象地域を拡大してきた。サステナビリティ100%ファンドへの需要は、富裕層の間でも高まっており、UBSはプライベートバンキング部門でもESG投資の商品拡充と販売強化を進めている。
【参考】【スイス】UBS、サステナビリティ100%ファンドをアジア富裕層顧客向けに設定(2018年4月16日)
UBSのサステナビリティ100%ファンドでは、ESG株式ファンド、グリーンボンド、世界銀行機関債だけでなく、環境や社会課題の解決に資する企業の株式にも投資。銘柄分散と財務パフォーマンスを損なわない形で、ESG投資を進めている。また、投資先企業のESGパフォーマンスを上げるために積極的にエンゲージメントを行っているファンドにも投資している。
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