【アメリカ】NIKE、人権派コリン・キャパニック元NFL選手を広告塔に起用。賛否分かれる 2018/09/07 最新ニュース

 アパレル大手米NIKEは9月4日、米プロフットボールリーグ(NFL)のコリン・キャパニック元選手を同社ブランド「Just Do It」の広告塔として起用したと発表。そのことで、NIKEのスニーカーを燃やす行動や、米トランプ大統領がツイッター上で「NIKEは間違いなく、怒りと購買拒否によって殺される」と投稿する事態が発生している。

 コリン・キャパニック氏は、名門チーム・フォーティナイナーズ(49ers)の元クオーターバック。アフリカ系国民に対する人種差別に抗議するため、一昨年前に試合前の国歌斉唱時に地面に膝をつける行為「taking a knee(テイキング・ア・二ー)」を開始。他のアフリカ系国民にも広がりを見せ、コリン氏は人権活動家としての名を上げてきた。通常、米国では国歌斉唱時に起立することが推奨される。これについてトランプ大統領は、「国旗に対して無礼だ。クビにしろ」とツイートし、米国民の間でも「国家の侮辱」とする声が上がっていた。

 今回のNIKEの意思決定について、意図的に実施したのではという意見も多い。コリン氏に対しては、社会の空気に承服しない態度や、自分の意思を貫く行為等が、米国の若者世代の間で共感が強い。そのため、コリン氏のマーケティング起用が発表された後、一部若者の中ではNIKEの商品を敢えて買いにいくという現象も置きているという。

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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