
英内務省の生体計測・法医学倫理グループ(BFEG)は2月26日、警察でのリアルタイム顔認識(LFR)システムの活用に関し、倫理観点を整理した報告書を発表した。警察が顔認識システムを設置し常時解析する手法については、「監視社会」になるとの懸念も高まっている。
英国では、ロンドン警視庁とサウスウェールズ警察が各々リアルタイム顔認識システムを用いた実証実験を実施しており、今後の活用の方向性を検討する上で実験結果が幅広く活用されている。今回の報告書は、リアルタイム顔認識システムを警察が活用する上で考慮すべきフレームワークを提示した。
倫理原則
- 公益:公益のためにのみ活用を許可
- 有効性:人物特定の上で有効な場合にのみ許可
- バイアスやアルゴリズム不正義の回避:顔誤認や個人への差別が伴うことを十分考慮
- 公平性と導入:不均衡に特定のイベントだけを狙わない
- 必要性:人々には監視や観察されずに生活する権利があることに留意
- 比例性:得られる便益が自由やプライバシーの損失に釣り合う場合にのみ活用を許可
- 監視リスト:監視リストはバイアスを有してはならず、独立機関により監督される必要あり
- 公共の信頼:取締目的で使う場合は、その内容についてパブリックコメント受付、合理的説明が必要
- コスト効率性
【参照ページ】Ethical principles to guide police facial recognition trials
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