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【国際】新型コロナ禍での食糧難。カーギルはインドで食料援助。ユナイテッド航空はテキサスで

 新型コロナウイルス・パンデミックを受け、食品世界大手米カーギルや航空世界大手米ユナイテッド航空が社会的に弱い立場にある人々への食事提供に取り組み始めている。

 カーギルは4月16日、豆類・米・油・小麦粉・スパイス等の配給キットおよび調理済み食品1,600万食分を支給すると発表。救援活動は、インドのデリー、グルグラム、ムンバイ、プネ、クルクンブ、カンドラ、スラト、バンガロール、ダバンゲレ、ラジャムンドリー、ヴィジャヤワダ、バティンダ、ノイダ、ナグプール、バラナシ、ジャイプール等16都市で、15万世帯を対象に実施するとした。

 同社は、食料支給でNGOのAkshaya Patra Foundation、Feeding India、India Food Banking Network(IFBN)と協働。同社の物流ネットワークを活用し、インド全土の地域コミュニティに約100万ポンド(約1.3億円)分の食料の現物寄付も行う。その他にも、「緊急事態における市民援助と救援(PM CARES)基金」への寄付も実施するとした。

 ユナイテッド航空は4月20日、米テキサス州にあるジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港の貨物施設の1つを食品流通センターに改造。新型コロナウイルス禍で困窮する家庭を養うヒューストン・フードバンクを支援したと発表した。チャーター便も500回以上飛ばし、貨物8,500t以上を運搬した。

 ヒューストン・フードバンクは、同社の重要なパートナーの1つ。過去4年間、100万米ドル(約1億円)以上の投資を行い、テキサス州南東部の安全でない個人や家庭に毎年1億400万食以上を提供している。今回は、機内食とラウンジ食堂から約72tの食品を、フードバンクや病院等に寄付。医療従事者には、2,800個の機内用のアメニティキットを寄付。ロンドンの広告スペース10万米ドル相当を国連児童基金(UNICEF)に寄付した。

【参照ページ】Cargill pledges 16 million meals to support Covid-19 relief efforts in India
【参照ページ】United Airlines Employees Convert Cargo Facilities into Food Distribution Centers

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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