決済世界大手米アメリカン・エキスプレス(アメックス)とホテルチェーン世界大手米ヒルトンは5月5日、食糧支援NGOワールド・セントラル・キッチンと協力し、ホテルに宿泊している医療関係者に食事を提供すると発表した。ヒルトンとアメリカン・エキスプレスは目下、新型コロナウイルス・パンデミック対策として、医療関係者にホテル客室100万泊を共同で無償提供いるが、さらに食事も提供する。
【参考】【国際】ヒルトン、米国で客室100万室を医療関係者に提供。日本でも楽天等が客室確保。新型コロナ(2020年4月8日)
今回のプログラムでは、アメリカン・エキスプレスが100万米ドル(約1億円)を拠出し、ワールド・セントラル・キッチンが食事を提供する。すでに4月からロサンゼルスのホテルで開始し、現在ニューヨーク市とワシントンD.C.のホテルへの提供も計画。また、他の都市での実施も検討されている。
同プログラムは医療関係者の支援に加え、現地の飲食店の雇用創出も目的としている。パンデミックの影響で、多くのレストランが営業休止を強いられ、現在、多くのレストラン従業員が一時的に失業状態となっている。今回のプログラムを通じて、ワールド・セントラル・キッチンが地元の飲食店と協力することで、レストランの再開と従業員の再雇用を促し、地域の活性化を目指す。
今回のプログラムに参加している飲食店は、Jon & Vinny’s、Osteria Mozza、Angler、Legacy Records、ATLA、Café Altro Paradiso、Estadio。
【参照ページ】American Express, Hilton and World Central Kitchen Partner to Support Frontline Healthcare Workers with Daily Meals
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら