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【国際】ヒルトン、米国で客室100万室を医療関係者に提供。日本でも楽天等が客室確保。新型コロナ

 ホテルチェーン世界大手米ヒルトンと決済世界大手米アメリカン・エキスプレス(アメックス)は4月6日、ヒルトン・ブランドのホテルオーナー団体と連携し、新型コロナウイルス対策で、医療関係者に対しホテル客室100万室を提供すると発表した。

 米国では、医師、看護師、救急救命士、救急医療隊員が、睡眠、仮眠、家族からの隔離のための部屋が必要な状態になっている。ヒルトンとアメリカン・エキスプレスは、合計100万人の医療関係者を抱える医療関係協会10団体からの相談を受け、5月末まで100万室を提供することにした。対象となる協会は、アメリカ・クリティカルケア看護師協会、アメリカ救急救命士協会、アメリカ病院協会、アメリカ看護師協会、救急研修医協会、救急看護師協会、全米救急医療技術者協会、クリティカルケア医学会、救急医療医師アシスタント学会、病院医学会。

 ヒルトン・ブランドのホテルは、各オーナーが経営しており、今回オーナーの賛同も得た。アメリカン・エキスプレスは、ヒルトンの戦略パートナーを務めており、今回費用の一部を負担する。

 提供されるホテルは、Hampton by Hilton、Hilton Garden Inn、DoubleTree by Hilton等。客室サービスは、ホテルスタッフが担当するが、今回特別に医療トレーニングを受ける。客室と共有スペースは、常に消毒を続ける。必要に応じて隔離空間も設定する。

 日本でも、楽天の三木谷浩史社長が4月5日、大阪市内に所有するホテル約600室を無償提供する考えを表明。さらに宿泊予約サイト「楽天トラベル」に加盟する全国の宿泊施設に対してヒアリングを行い、571施設(合計65,156室)が無症状者や軽症者の受け入れが可能と回答した。

 アパホテルズ&リゾーツも4月6日は、新型コロナウイルスの無症状者および軽症者をホテルで受け入れる方針を発表。東横インも4月7日、「東横イン東京駅新大橋前」を借り上げ約100室を提供した。

【参照ページ】Hilton and American Express to Donate Up to 1 Million Rooms to Frontline Medical Professionals During COVID-19 Crisis

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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