金融世界大手仏BNPパリバ、中国の政府系ファンド中国投資(CIC)、仏プライベートエクイティ大手ユーラゼオは6月2日、中国での事業拡大・投資拡大を企図するフランス及び欧州企業に対し投資するプライベートエクイティ・ファンドを発表した。4億ユーロ(約480億円)規模でスタート。ユーラゼオが運用管理を担う。
同ファンドは、2019年にフランスのエマニュエル・マクロン大統領と中国の習近平国家主席との間で交わされた覚書に基づくもの。先端産業、業務サービス、消費財・サービス、ヘルスケア、デジタル産業を主要の投資先とする。 Eurazeo CapitalとEurazeo PMEの2社が得意とする中型企業のバイアウトを積極的に展開する。
3社は、各々2.5億ユーロまでを投資できるが、BNPパリバとCICの投資上限はファンド総額の25%まで。また3社は投資先企業への支援も行い、CICは中国での事業展開支援、BNPパリバはフランスや欧州でのネットワークの提供、ユーラゼオは2013年からの中国での事業を活かし、国際的に成長できる企業の目利きを担う。
【参照ページ】BNP Paribas, China Investment Corporation (“CIC”) and Eurazeo are pleased to announce the launch of the France-China Cooperation Fund with the first close for 400m€
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