
IT世界大手米フェイスブックは6月18日、スペインのソフトウェア開発MGP25 Cyberint Servicesと、米国在住のMohammad Zaghar氏を、それぞれマドリードとサンフランシスコの裁判所へ提訴すると発表した。フェイスブックやインスタグラムでの投稿を自動化するソフトウェアの開発が同社の利用規約に違反すると判断。SNS運営企業による複数裁判所での一斉提訴は今回が世界初。
MGP25 Cyberint Servicesは、インスタグラム上で偽の「いいね」や、コメントを自動で投稿するソフトウェアを提供。インスタグラムのシステムと接続し、公式アプリと見せかけることで、フェイク・エンゲージメントに対する制限を潜り抜けていた。同社は、このソフトウェアから収益を得ていないが、フェイスブックから違反行為に対する排除措置命令が繰り返し出ているにも関わらず、対応がなかったという。結果、フェイスブックは、MGP25 Cyberint Servicesの行為がスペインのデータベース及びオンラインプラットフォーム保護法に抵触しているとして、同社と創業者を提訴した。
また、Zaghar氏は、フェイスブック・ユーザーに対し、ユーザー名とパスワードを要求し、個人情報を盗み取るソフトウェアMassroot8を開発。フェイスブック公式アプリに接続するアンドロイド・デバイスに見せかけていた。フェイスブックから違反行為に対する排除措置命令が繰り返し出ているにも関わらず、同氏は対応しなかったという。結果、フェイスブックは、コンピューター犯罪取締法に抵触するとして、同氏を提訴した。
フェイスブックは、提訴において、両被告に対し、同社プラットフォームの恒久的な利用禁止を求めている。
【参照ページ】Taking Legal Action Against Those Who Abuse Our Services
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