
フランス銀行は7月20日、同行の中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)の実証実験の対象として金融機関8社を選定したと発表した。数カ月間、実証実験を行う。
今回選定された8社は、ソシエテ・ジェネラルの暗号資産(仮想通貨)子会社Forge、HSBC、ユーロクリア、アクセンチュア、Iznes、LiquidShare、SEBA、ProsperUS。5月に公募を実施し、提案内容に基づき選定した。
今回の実証実験では、「CBDCを活用した金融商品(暗号資産除く)の新たな決済手法の検討」「クロスボーダー決済を改善するためのCBCD活用の実証」「中央銀行貨幣を利用可能にする手法の再検討」の3つで、銀行間決済を主眼に据える。必ずしもブロックチェーン技術を前提にはしないが、活用される可能性は高い。
今回の実証実験の結果や成果は、フランスだけでなく、EU全体で活用していく考え。フランス銀行は、欧州中央銀行(ECB)やドイツ連邦銀行とともに、EU全体のCBDCを検討する役割を担う中央銀行として選定されており、国際決済銀行(BIS)のイノベーション・ハブにおける欧州のイノベーション・センターの役割も同時に担う。
フランス銀行の公募時点では、最大10社を選ぶとしていたが、最終決定は8社だった。それでも応募は非常に多く、同行はCDBCに対する強い関心を感じ取ったという。
【参照ページ】Banque de France Press Release - 20 July 2020
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