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【アメリカ】税関、中国の遠洋漁業会社の海産物に差押え命令。強制労働に関与と断定

 米国土安全保障省税関・国境取締局(CBP)は5月28日、大連遠洋漁業マグロ釣有限公司(Dalian Ocean Fishing)の輸入海産物に対し、「違反商品保留命令(WRO)」を発出した。これにより、同社が米国に輸入しようとする海産物は全て差し押さえの対象となる。船団単位で積荷商品に対してWROを発出するのは今回が史上初。

 CBPは今回、国際労働機関(ILO)が定義する強制労働に同社が関与していると断定。具体的には、身体的暴力、賃金の差止め、虐待的な労働条件や生活環境がみられるとした。米国の法律では、強制労働や児童労働に関与している製品の輸入を禁止しており、差し止めることができる。同社の漁船は、マグロやメカジキの漁に従事している。

 今回CBPは、遠洋漁業には、IUU(違法・無報告・無規制)漁業リスクが高いと指摘。以前にも、船単位では、連億興12号(Lien Yi Hsing No. 12)、大旺(Da Wang)、Yu Long No. 2等に対しWROが発出されている。

【参照ページ】CBP issues Withhold Release Order on Chinese fishing fleet
【画像】Dalian Ocean Fishing

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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