独食品関連設備大手GEAグループとイスラエル減糖技術開発スタートアップBetter Juiceは7月19日、フレッシュジュースの糖質を食物繊維等に転換することで、糖質を最大80%削減することに成功したと発表した。
今回の施策は、GEAグループの食品成分リフォーミューレーションの一環。今回の施策では、Better Juiceが持つプロセス技術を基に、両社で共同開発した低糖質転換装置「GEA Better Juice Sugar Converter Skid」を、GEAグループがドイツ・アハウスの工場に導入。糖質の大幅削減に成功した。
今回開発したプロセスでは、遺伝子組換えしていない微生物を含むバイオリアクター内にジュースを連続的に流し入れ、単糖を腸内フローラに有益なプレバイオティックな難消化性分子に転換するというもの。栄養価や味には影響がない。すでに特許も取得している。
同技術は、2021年末には、米企業から初の商業受注も獲得しており、GEAグループは、アハウス工場での受注生産事業を拡大していく考え。
【参照ページ】GEA AHAUS INSTALLS TEST PLANT FOR SUGAR REDUCTION IN JUICES
【画像】GEA
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら