IT世界大手米マイクロソフトと英医薬品ヘイリオンは10月12日、弱視等の視覚障がいや、識字能力が原因で製品ラベルを読むことが困難な人向けに、製品情報の読み上げサービス提供で協働すると発表した。顧客インクルージョンの一環。
ヘイリオンは、製薬大手英グラクソ・スミスクライン(GSK)とファイザーのコンシューマー・ヘルスケア事業を合弁・分社化する形で設立。2022年7月には、ロンドン証券取引所、ニューヨーク証券取引所に上場している。
両社は今回、ヘイリオンが米国及び英国で展開する製品1,500品目を対象に、製品情報を記録したバーコードを付与。マイクロソフトの視覚障がい者向け人工知能(AI)アプリケーション「Seeing AI」をダウンロードし、スマートフォンでバーコードをスキャンすると、商品名や成分、使用方法等の音声読み上げができる。
同アプリは、無料で利用可能。現在、iOS向けのみで配信しており、将来的にはアンドロイドOS向けにも配信予定。
【参照ページ】Haleon and Microsoft use AI to enhance health product accessibility for people who are blind or partially sighted
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