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【国際】カーギルと国際人権NGOケア、女性農家支援プログラム第3弾発表。2025年までに18億円

 食品世界大手米カーギルと国際人権NGOケア・インターナショナルは12月15日、世界10カ国で女性を対象とした小規模農家支援プログラムの第3弾を発表した。カーギルが2025年までの3年間で1,400万米ドル(約18億円)を拠出する。

 今回の発表は、持続可能な食糧安全保障と女性支援を促進するプログラム「PROSPER」の第3弾。第3弾では、世界10カ国、11プロジェクトを実施する計画。対象国はベナン、コスタリカ、コートジボワール、ガーナ、グアテマラ、ホンジュラス、インドネシア、ペルー、フィリピン、ベトナム。両社は60年以上に渡り、13ヶ国で農業生産性、栄養、市場アクセス、経済機会等、食糧システム上の課題で協働。プログラム34本を開始し、460万人以上の人々の生活向上を行ってきた。

【参考】【コートジボワール・ガーナ】カーギルと国際人権NGOケア、カカオ農家支援の進捗報告。収益増や女性強化等(2021年2月23日)

 同プロジェクトでは、世界の食糧の50%以上が女性によって生産されていることから、「女性の包括的な市場へのアクセスの実現」「市場情報や金融サービス等への女性のアクセス性向上」「政策アドボカシーのための戦略的パートナーシップの強化・拡大」に焦点を当てる。

 今回のプログラムでは、女性の小規模農家約160万人に直接・間接的にリーチすることを目標として掲げている。目標達成に向け、同プログラムだけでなく、グローバル単位、国単位、地域単位のアドボカシーを行い、パートナーやイノベーション、デジタル技術を活用したアプローチを拡大することで、インパクトを追求する。

【参照ページ】CARE, Cargill renew partnership to support women in agriculture during worsening global hunger crisis

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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