国連グローバル・コンパクト(UNGC)は12月4日、国連生物多様性条約(CBD)事務局及び国連環境計画世界自然保護モニタリングセンター(UNEP-WCMC)と連携し、国連気候変動枠組条約第28回ドバイ締約国会議(COP28)の場で、「生物多様性と自然に関する国連グローバル・コンパクト・シンクラボ」を設立したと発表した。
同シンクラボは、2024年にトルコで開催される国連生物多様性条約第16回締約国会議(CBD COP16)と、COP29に向け、自然分野で企業の強力なリーダーシップ発揮と政策提言のため、ビジネスのための総合的なアプローチを検討する。
シンクラボは、4つの活動目的を設定している。
- 自然と生物多様性に関する国連グローバル・コンパクトの企業や政策立案者に対する説明、野心、主要な提言を明確にする。
- 企業がCBD COP16までに自然戦略を提出するための準備と動員を行うため、既存のイニシアチブ、主要なリソース、ツールをマッピングし、企業の自然・生物多様性アクションに関する現在のベストプラクティス、主要な課題、政策ニーズを明らかにする。
- ビジネスにおける思想リーダーシップを形成し、人権と自然のネクサス等、自然と生物多様性に関連する重要な分野における革新的な解決策と指針を提供する。
- アカデミーセッション、ピアラーニンググループ、アクセラレーターの開発を通じ、分野や地域を超えた学習や成果物の活用を増やす。
【参照ページ】Leading CEOs call for Greater Private Sector Action on Nature and Biodiversity and a Just Transition at COP28
【参照ページ】Think Lab on Biodiversity and Nature
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