
英小売大手テスコは6月17日、2025年上半期までに全主力鶏肉商品向けの養鶏スペースを業界標準比20%大きくすると発表した。動物福祉を向上する。
同社は、鶏が自然に行動できるよう、鶏肉サプライヤーの養鶏場ですでに業界水準比で低い密度で鶏を飼育してきた。今回さらに鶏当たりのスペースを広く設け飼育密度を下げることを決めた。具体的には、わらベール、止まり木、家禽がついばむためのピッキング・オブジェクトの設置や、自然光の取り入れ等を強化する。
また同社は、動物福祉の基準を向上させつつ、従来通りの手頃な価格を維持できるよう割引プログラム「Aldi Price Match」と「Clubcard Prices」も展開。その他、今回の決定の前から、2024年度に英国の養鶏サプライヤー向けに1,200万ポンド(約24億円)の資金援助も行うことも決めている。
【参照ページ】Tesco to introduce significant improvement in chicken welfare standards
【画像】Tesco
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