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【国際】IEA、世界将来石油需要のピークを2029年に後ろ倒し。アジア新興国で伸び

 国際エネルギー機関(IEA)は6月12日、石油市場の中期的な見通しに関して分析したレポートの2024年版「石油2024」を発表した。2030年までの市場予測を示した。

 同レポートは、世界各国の政策と市場動向に基づき、2030年までの世界の石油市場を分析。世界の石油生産量は緩やかに増加し、2030年までに日量1億1,400万バレルまで増加すると予測。新型コロナウイルス・パンデミック時と同等水準の余剰生産能力になる見通しとした。非OPECプラス以外の米国、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、ガイアナで生産能力拡大が見込まれている。

(出所)IEA

 同報告書では、今後数年間の需要は、インド等のアジア新興国での輸送機器向け石油と、中国におけるジェット燃料及び石油化学セクターで増加するとした。一方、先進国での需要減少、電気自動車(EV)販売台数の増加、内燃機関自動車の性能向上、中東での発電向け石油の使用量減少等により、徐々に需要増加率は減少すると見立てた。

(出所)IEA

 IEAの年次「石油」レポートでは、2023年版では石油需要のピークは2028年としたが、2024年版では2029年がピークとし、1年後ろ倒した。   【参考】【国際】IEA、世界の将来石油需要を予測。需要は2028年がピーク。EV転換大きい(2023年6月18日)

【参照ページ】Slowing demand growth and surging supply put global oil markets on course for major surplus this decade

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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