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【イギリス】アマゾン、プラ不使用の紙製耐衝撃性封筒を共同開発。すでに業務利用開始

 IT世界大手英アマゾンの英国法人は9月23日、プラスチック素材を一切使わない耐衝撃性紙製封筒を開発したと発表した。すでに英国で業務使用が開始されている。

 アマゾンは数年前に、従来使われていたプラスチック製気泡緩衝材入りの封筒の使用を禁止。その後、耐衝撃性とリサイクル性を同時に追求できる封筒に開発に着手していた。

 今回の封筒を、アマゾンと共同開発したのは、英パッケージ開発大手モンディ。外層に特別設の軽量紙を、内層に段ボールライナーを使用したことで耐衝撃性を高めた。裏地が軽量なため、パッケージ自体の重量は同サイズの段ボール箱よりも大幅に軽く、平均44gの包装材を削減できるという。柔軟性も高く、詰め込みやすく、リサイクル可能な紙製緩衝材等の追加の詰物も不要。3つのサイズが用意された。

 今回の封筒は、体積も小さくなったため、輸送効率も向上。それによる温室効果ガス排出量削減も期待できるという。

 現在、アマゾンは欧州市場での配送物の50%以上で、紙袋や段ボール封筒等、減量されリサイクル可能な配送用梱包材を使用している。また、2019年以降の7億件の配送では、同社の「Ships in Product Packaging」プログラムにより、追加の梱包材を一切使用していない。2015年以降の累計では、同社は配送1件当たりの梱包重量を43%削減し、300万t以上を削減した計算となる。

【参照ページ】New recyclable Amazon packaging is landing on doorsteps in the UK 【画像】Amazon UK

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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