
穀物世界大手米ゼネラル・ミルズとオランダ小売大手アホールド・デレーズ米国法人は9月19日、主要調達地域農家のリジェネラティブ農業実践支援で協働すると発表した。スコープ3温室効果ガス排出量の削減を目指す。
両社は、農業での温室効果ガス排出量削減、土壌状態の改善、水消費量削減を目指す非営利団体「生態系サービス市場コンソーシアム(ESMC)」と協働し、農家支援を実施していく。2025年末までに米カンザス州とカナダのサスカチュワン州にある農地7万エーカー(約2,800ha)以上で、リジェネラティブ農業を実現していく。
農家は、カバークロップ栽培や栄養価管理等の導入のための技術的・財政的支援を受け、温室効果ガス排出量を測定。ESMCが、リジェネラティブ農業によるインパクト測定を監督する。温室効果ガス削減と土壌炭素固定は、独立第三者検証機関による検証も受け、透明性と説明責任を確保する。
【参照ページ】Ahold Delhaize USA and General Mills Collaborate to Decrease Value Chain Emissions
【画像】General Mills
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