
国際金属・鉱業評議会(ICMM)は12月5日、金属・鉱業セクターでのダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)に関する報告の義務化を発表した。2026年から開始し、2年毎にパフォーマンスレポートを発表する。
ICMMは2023年6月、加盟企業に対してDEIに関する「アクションの加速」「目標の設定」「透明性の向上」「コラボレーション」の4テーマで、2024年末までにアクションを要求していた。今回の発表は、それに対応したもの。
【参考】【国際】ICMM、DEIで加盟企業に4つの義務。日本企業加盟は3社から1社へ減少(2023年7月6日)
同ベンチマークでは、雇用、給与、研修への投資等における公平性について進捗状況を追跡できるようにする。まずはジェンダーを対象。2026年から加盟企業から評価報告を求め、2年毎にパフォーマンス・レポートを発表する。
また、ICMMはDEIのポリシーとアクションを戦略と業務に組み込むことを支援するためのロードマップと6つのガイダンスも発表。6つのガイダンスは、「インクルーシブな表現の利用」「事業戦略とガバナンスへのDEIの統合」「インクルーシブな職場のデザイン」「職場での心身の安全性の確立」「地域毎のニュアンスの理解とインクルーシブな表現の採用」「成熟度マトリクスを使用した進捗状況の評価」。
【参照ページ】ICMM members announce collective goal on diversity, equity, and inclusion
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