
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の情報誌「MIT Technology Review」は10月6日、「気候テック注目企業10社(10 Climate Tech Companies to Watch)」の2025年版を発表した。
同発表では、毎年、世界中の気候テックのスタートアップの中から有望な企業が表彰されている。
今回選ばれたのは、
- HiNa(中国):2017年創業。ナトリウムイオン・バッテリー開発
- Pairwise(米国):2018年創業。作物のゲノム編集技術開発
- Cemvision(スウェーデン):2019年創業。低炭素セメント開発
- Traton(ドイツ):2015年創業。EVトラクター
- Cyclic Materials(カナダ):2021年創業。重要鉱物リサイクル
- Kairos Power(米国):2016年創業。核融合技術開発
- Envision(中国):2007年創業。風力発電タービン開発
- Fervo Energy(米国):2017年創業。地熱発電技術開発
- レッドウッド・マテリアルズ(米国):2017年創業。バッテリーリサイクル
- Ather Energy(インド):2013年創業。電動バイク
同誌は、今回の10社の選定に際し、米トランプ政権の反気候変動政策を考慮し、選定手法を修正したことも発表している。有望な気候テック・スタートアップを選定する方針は維持しつつも、米国での政策による逆風を考慮し、すでに一定程度事業が確立している企業を選定した。具体的には、資金調達、工場建設、製品提供によって実績を確立した企業を取り上げることを基本原則の一つとした。また2023年からは選定企業の地理的多様性も考慮し、米国以外の企業も積極的に取り上げている。
【参照ページ】10 Climate Tech Companies to Watch
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