
科学的根拠に基づく削減目標イニシアチブ(SBTi)は7月1日、2023年度の進捗報告書を公表した。SBTiから目標承認された企業の国別数で日本が2年連続で首位となった。また伸び率ではインド企業が6.2倍で最多だった。
2023年にSBTi承認を初めて受けた企業と企業がコミットメント提出した企業は、合計で世界2,125社となり、前年比113%増となった。2015年から2023年の累計では、4,205社となり、前年比102%増。特に、中小企業での承認もしくはコミットメントが2023年には急増し2,253社となり、大企業の1,866社を抜いた。
承認とコミットメントの双方の合計では、英国が1,075社で首位。その後に、米国845社、日本840社、中国514社、ドイツ417社、フランス338社、インド262社、イタリア143社、カナダ99社、オーストラリア95社と続く。そのうち日本企業は768社がすでに承認を受けた企業となり、承認済み企業のみに絞ると2年連続で世界首位となった。
承認とコミットメントの双方を対象とした地理的割合では、欧州53%、アジア27%、北米14%、中南米とオセアニアが2%、中東・北アフリカとサブサハラ・アフリカが1%ずつ。
世界の時価総額カバー率では、承認もしくはコミットメントの比率が2022年の37%から2023年には39%へと上昇した。またカバー率増加率では2022年の11%から2023年には16%へと伸長し、加速度的に増えていることもわかった。
主要株式指数を対象としたカバー率では、フランスCAC40が、承認済み73%及びコミットメント15%の合計88%で首位。ドイツDAX40が承認済み58%及びコミットメント13%で71%、英FTSE100が承認済み55%及びコミットメント12%で67%、米S&P500が承認済み34%及びコミットメント14%で48%という順。日本の日経平均(日経225)は5位で、承認済み40%及びコミットメント8%で48%だった。
【参照ページ】102% growth in the number of companies with science-based targets fuelled by growth in Asia
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