
飲料世界大手仏ペルノ・リカールは7月4日、企業が自社ブランドの歴史、製造工程、製品等を紹介する企業ミュージアム「ブランド・ホーム」を対象とした責任ある飲酒認証プログラム「責任あるホスト認証」を創設したと発表した。
同認証の取得には、ブランド・ホームで、責任ある飲酒慣行18個を実践することが要件となる。具体的には、水や軽食の無償提供、アルコール提供時の計量器具使用の必須化、施設利用者にスクラッチカードを配布し飲酒量を記録、吐器を配布しテイスティングで必ずしも全てのお酒を飲み込む必要はないと教育、飲酒運転防止への協力等を、施設の見学ツアーで実践することが必要となる。
同認証は、自己評価と覆面調査の2段階の検証プロセスを経て、独立第三者機関のサステナブル・レストラン協会が発行する。ペルノ・リカール自身は、2025年までに、世界30拠点の全ブランド・ホームで同認証を取得予定。すでに16拠点では同認証取得を完了した。
【参照ページ】"Because we care": Pernod Ricard unveils its Responsible Host certification at its Brand Homes and its desire to champion responsible drinking
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