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【日本】日立造船、浮体式洋上風力の浮体式基礎量産化でプロセスイノベーション実現。水上接合工法

 日立造船は8月5日、浮体式洋上風力発電に関し、セミサブ型浮体式基礎の量産化コンセプト及び水上接合工法を開発したと発表した。鹿島建設とのコンソーシアムで採択されていた新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のグリーンイノベーション(GI)基金事業「洋上風力発電の低コスト化」の成果。

 同プロジェクトでは、浮体式基礎の量産に向けた新たなプロセス開発に挑んでいる。日本では、1基当たり15MW級の風車を搭載する浮体式基礎を製造できる造船ドック等の施設が限られており、製造期間を最短にすることが、量産化のカギとなるという。

 そこで、セミサブ型浮体式基礎の量産化の実現を目指し、浮体式基礎の分割ブロックを造船・鉄構メーカーなどのサプライチェーン先で製造し、同社の堺工場へ曳航輸送後、ブロックを接合して浮体式基礎を大組立するというコンセプトに基づき、新たに水上接合工法を開発した。堺工場での検証では、これまで年間4基程度だった1工場あたりの製造能力を、年間20基程度へと約5倍に飛躍的に増加させることが可能となった。

 水上接合工法では、造船ドック等に水を張った状態で分割ブロックを受入れ、水上で仮接合を行い、排水後、溶接を行う。従来工法では、ブロック入渠後、排水し、大型台車やクレーンを用いて接合のための位置調整を行うことを検討していたが、位置決めにはミリ単位の精度が求められ、時間を要していた。しかし、水上接合工法では、浮力の活用により重量による問題を軽減し、短時間でブロック同士の相対的な位置決めを実行。排水後直ちに溶接可能なことから、1割以上の工程短縮に至った。

 同社は、NEDOが6月に採択した「グリーンイノベーション基金事業/洋上風力発電の低コスト化プロジェクト」のうち「愛知県沖浮体式洋上風力実証事業」の実施コンソーシアムの1社として参画している。今回開発したコンセプト及び水上接合工法を活用し、同社堺工場でセミサブ型浮体式基礎を製造する予定。

【参照ページ】NEDO グリーンイノベーション基金事業の成果、浮体式洋上風力発電のセミサブ型基礎製造における量産化コンセプトおよび水上接合工法を開発 【画像】日立造船

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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