
英競争・市場庁(CMA)は1月23日、アップルとグーグルを対象とした「戦略的な市場地位(SMS)」に関する調査を開始した。両社のモバイル・エコシステムがSMSの状態にあると判定されれば、競争法上の介入措置を採る考え。
今回の調査では、両社のモバイル端末上で動作するOS、アプリストア、ブラウザ等を含む各々の「モバイル・エコシステム」を並行して評価する。調査の対象には、個人だけでなく、両社の端末向けのアプリ等のサービスやコンテンツを開発する数千社の企業への影響も含まれる。
CMAは、特定のデジタル事業に関し、SMSを有する企業を指定する権限を持つ。指定された場合、CMAは英国の消費者や企業に好ましい結果をもたらすために、行動規制を課したり、競争促進的な介入を提案したりすることも可能。潜在的な行為規制の一例として、他社のアプリがモバイルデバイス上で動作するために必要な主要機能へのアクセスを開放することや、両社のアプリストア以外でもユーザーがアプリをダウンロードしたり、アプリ内のコンテンツに対してより簡単に課金ができるようにすることが含まれるとした。
CMAは、両社から証拠収集を行いつつ、2025年10月末までに決定を下す予定。
【参照ページ】CMA to investigate Apple and Google's mobile ecosystems
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