オランダ銀行大手トリオドス銀行の運用子会社トリオドス・インベストメント・マネジメントは3月15日、2017年の運用パフォーマンスを発表。ESG投資の運用額に大幅に増加したことが明らかとなった。トリオドス銀行は1980年創業で、本社はオランダ・ユトレヒト州ザイスト。融資先を社会価値や環境価値の高い事業者に限定していることで有名な銀行。トリオドス・インベストメント・マネジメントも、ESG投資に特化した運用を行っている。
トリオドス・インベストメント・マネジメントは、オーガニック食品分野投資ファンド「Triodos Organic Growth Fund」、芸術分野投資ファンド「Triodos Culture Fund」、発展途上国での社会的弱者融資分野投資ファンド「Triodos Fair Share Fund」、環境分野投資ファンド「Triodos Green Fund」、マイクロファイナンス投資ファンド「Triodos Microfinance Fund」、インパクト投資ファンド「Triodos Multi Impact Fund」、再生可能エネルギー投資ファンド「Triodos Renewables Europe Fund」、上場株式ESG投資ファンド「Triodos SRI Funds」等のファンドを運用している。
ファンド別のパフォーマンスは、Triodos Organic Growth Fundの運用額は21.1%増加して4,920万ユーロ。Triodos Fair Share Fundは7.5%増加して3億5,340万ユーロ。Triodos Microfinance Fundは3.2%増加して3億6,860万ユーロ。Triodos Green Fundは9.9%増加して8億4,970万ユーロ。Triodos SRI Fundは4.2%増加して14億380万ユーロ。Triodos Multi Impact Fundは17.2%増で4,570万ユーロとなった。一方、Triodos Culture Fundは5.7%減の9,150万ユーロ。Triodos Renewable Europe Fund5.2減の7,000万ユーロとなった。
トリオドス・インベストメント・マネジメントの合計パフォーマンスは、5%だった。
【参照ページ】Annual figures 2017 Triodos Investment Management
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