アメリカの飲料メーカーThe Coca-Cola Companyは、「第10回サスティナビリティ年次レポート」と2012年に成果を上げた同社の取り組みと2020年までの新たな達成目標を記した「第3回グローバル・レポーティング・イニシアティブ」の2つのレポートを発表した。
同社CEOのMuhtar Kentによれば、同社が持続可能な社会の実現において重要とするテーマは「女性」「水」「ウェルビーイング」の3つだという。「女性」において同社は、女性起業家を支援する5by20™というプログラムを実施しており、2012年の1年間で世界の200カ国以上から30万人を支援したという。「水」においては、製品づくりにおける水効率を改善し、5億リットルの水を20カ国のコミュニティに支援した。「ウェルビーイング」では、肥満予防のための低カロリー製品生産と、118カ国で290に渡る健康促進プログラムを提供したとしている。

Coca Coraのような欧米のグローバル企業のサステナビリティレポートには、定量的なコメントが驚くほど多い。的を絞った中長期的なコミットメントに対し今年度にどこまで達成でき、今後どのような道筋をつけていこうとしているのかのストーリーが描かれている。GRIが3.1から4.0へと移行していく中、包括的な「羅列」ではなく、焦点を絞った「わかりやすさ」が求められている。それは読む側の視点にたってみれば「わかりやすさ」を追求していくのは当然のことだろう。それは当然、焦点以外の行動については何もしなくてよいということではない。多面的にサステナビリティを実施しつつ、読み側に立ったわかりやすさをレポートの中で表現していくことが強く求められる時代になった。
【レポート詳細】2012-2013 Sustainability Report
【企業サイト】The Coca-Cola Company
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