【国際】エシスフィア、2016年度の「世界で最も倫理的な企業」を公表。日本からは3社が選出 2016/03/23 最新ニュース

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 倫理的なビジネス慣行の基準を定義・促進しているエシスフィア・インスティテュート(以下、エシスフィア)は3月11日、”2016 World’s Most Ethical Companies®“(2016年度、世界で最も倫理的な企業)を公表し、21ヶ国から131社を選出した。同表彰は今年で10周年となる。

 「世界で最も倫理的な企業の評価」は、エシスフィアが独自に開発した倫理指数(EQ)フレームワークに基づいている。EQは組織のパフォーマンスを客観的で一貫性のある標準化された方法で定量的に評価するもので、スコアは倫理とコンプライアンス・プログラム(35%)、企業市民活動と責任(20%)、倫理の文化(20%)、ガバナンス(15%)、リーダーシップ、技術革新、評判(10%)の5つの主要カテゴリーで採点される。

 今年の表彰企業は“2016 World’s Most Ethical Companies®”から確認可能。ロレアルやスリーエム、H&M、アクセンチュアらサステナビリティ先進企業に加え、日本企業からは、花王、リコー、資生堂の3社が選出された。

 エシスフィアのCEOを務めるTimothy Erblich氏は「この10年間で、毎年、エシスフィアは市民活動、誠実さ、透明性といった分野でリーダーシップを発揮する企業を「世界で最も倫理的な企業」として評価してきた。企業行動の基準を向上させる共同努力の成果や、この行動が人間性に影響をおよぼし、向上させる様子を目の当たりにすることは感動的であると同時に謙虚な気持ちになる」と語った。

 また、今回4度目の受賞となるネクストエラ・エナジー、6度目の受賞となるアーサー・J・ギャラガー&カンパニー、そして2度目の受賞となるプルデンシャル・インシュアランス・ファンズにて役員を務めるSherry Barrat氏は「透明性とサステナビリティは、企業にとってもはや単なる業界用語ではなくなっている。役員としての私の役割は、監督者であるだけでなく世話役でもある。すなわち、価値を有し、維持するに値する企業にすることだ。企業の誠実さは主要な推進力であり、業績面でも利点となることを理解している企業は今後も業界をリードし、信頼でき、成功する企業と見なされるだろう」と語った。

 エシスフィアは、2007年に同表彰を開始して以降、世界の政治的、規制上の複雑さは大幅に拡大しており、企業市民活動、透明性、多様性、ガバナンス、測定可能な価値に基づくリーダーシップがますます持続可能な企業としての重要な基盤になってきているとしている。同社は、企業は優れた従業員を引きつけて維持し、誠実さと明確な目的を持って事業を運営するよう努力することで、ますます財政的成果を得られるようになるとしたうえで、倫理的基準に基づく事業慣行の重要性を強調している。

【参考サイト】World’s Most Ethical Companies® Honorees
【参照リリース】Ethisphere Announces the 2016 World’s Most Ethical Companies®, Celebrating 10 Years of Measuring Corporate Integrity and Recognizing Those That Excel

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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