Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【ランキング】2016年 投資家・運用会社・データ調査会社のESG投資ランキング「IRRI」

【ランキング】2016年 投資家・運用会社・データ調査会社のESG投資ランキング「IRRI」 1

 国際的IRプラットフォームWeConvene ExtelとESGリサーチのSRI-CONNECTは2月7日、運用会社や機関投資家等ESG投資関係機関を対象とした調査ランキング「IRRI(Independent Research in Responsible Investment:責任投資独立リサーチ)」の2016年版を発表しました。IRRIは2014年から毎年発表されており、世界規模でのESG投資関係機関ランキングとして、国際的に関係者から大きな注目を集めています。

 IRRIのランキングは、世界各国の機関投資家や運用会社(バイサイド)、証券会社(セルサイド)のアナリスト、運用マネージャー、企業のIRマネージャーやCSRマネージャーからの投票をもとに集計されています。今年度は、58ヶ国、704社、1,363人が投票しました。一方、投票相手となるランキングの候補者は、866社の関係者と独立アナリスト605人でした。

ESG投資の議論に貢献しているアセットオーナー

  1. CalPERS(カリフォルニア州職員退職年金基金)
  2. GPFG(ノルウェー政府国富ファンド)
  3. ERAFP(フランス公務員退職年金基金)
  4. PFZW(オランダ厚生福祉年金基金)
  5. 英環境庁年金基金

ESG投資の議論に貢献している運用会社

  1. Mirova – Natixis Asset Management
  2. Nordea Investment Management
  3. Comgest
  4. BMO Global Asset Management
  5. AXA Invest Managers
  6. ブラックロック・インベストメント・マネジメント

ESGリサーチの活用に優れたアセットオーナー・運用会社

  1. Nordea Investment Management
  2. Mirova – Natixis Asset Management
  3. Comgest
  4. BMO Global Asset Management
  5. CalPERS(カリフォルニア州職員退職年金基金)

SRI調査機関

  1. MSCI ESGリサーチ
  2. Sustainalytics
  3. CDP
  4. Oekomリサーチ
  5. ブルームバーグ

コーポレート・ガバナンス調査会社

  1. MSCI ESGリサーチ
  2. ISS
  3. Sustainalytics
  4. グラスルイス
  5. ブルームバーグ

気候変動調査機関

  1. CDP
  2. カーボン・トラッカー
  3. MSCI ESGリサーチ
  4. Sustainalytics
  5. 2° Investing Initiative

ESGデータ機関

  1. MSCI ESGリサーチ
  2. ブルームバーグ
  3. Sustainalytics
  4. VigeoEIRIS
  5. トムソン・ロイター(ASSET 4)

リスク分析機関

  1. MSCI ESGリサーチ
  2. Sustainalytics
  3. RepRisk
  4. VigeoEIRIS
  5. sitawi
  6. Solaron

エンゲージメント代行会社

  1. ハーミーズEOS
  2. GES Invest
  3. MSCI ESGリサーチ
  4. ISS
  5. Sustainalytics

議決権行使代行会社

  1. ISS
  2. グラスルイス
  3. MSCI ESGリサーチ
  4. ハーミーズEOS
  5. BMO Global Asset Management

ESGインデックス

  1. MSCI ESGリサーチ
  2. FTSE Russell
  3. ブルームバーグ
  4. S&P
  5. Solaron

マテリアリティ特定に優れた企業

  1. ユニリーバ
  2. ノボノルディスク
  3. LATAM航空グループ
  4. ダノン
  5. インテル
  6. ネスレ

2017年にコンタクトをとりたい企業

  1. エクソンモービル
  2. フォルクスワーゲン
  3. ユニリーバ
  4. アップル
  5. コンチャ・イ・トロ

ESGコミュニケーションを主導している部門(企業対象質問)

  1. IR(45%)
  2. CSR(36%)
  3. 広報(2%)
  4. 秘書室・社長室(1%)
  5. 複数部門共同責任(16%)

ESGコミュニケーション時間(企業対象質問)

  1. ESG調査会社の報告書やニュース(43%)
  2. バイサイドのESGアナリストとの対話(21%)
  3. ESG調査会社との対話(15%)
  4. バイサイドのESGアナリストの報告書(14%)
  5. バイサイドのESGアナリストとの対話(4%)
  6. バイサイドのESGアナリストの報告書(4%)

IRRI発表企業の概要

WeConvene Extel

 国際的なIRコミュニケーション・プラットフォーム提供会社Weconveneが2014年6月に、金融情報通信事業Extelをトムソン・ロイターから買収し、企業合併して設立された企業。WeConveneは運用マネージャーとITエンジニアが2012年に香港で設立。現在はロンドン、ニューヨーク、シドニー、マニラにも拠点を持つ。Extelは1872年にロンドン証券取引所の情報配信企業として設立。1980年代からは様々な企業への売却を繰り返し、2000年にトムソン・ロイター傘下に入っていた。

SRI-CONNECT

 ESG投資に関するオンラインP2Pメディア運営企業。現在世界約1,500人が登録。

【参考】IRRI 2016 – Results

author image

夫馬 賢治

株式会社ニューラル 代表取締役社長兼サステナビリティ研究所所長

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。