水関連コンサルティング米Ecolabと自然資本会計コンサルティング英Trucostは3月21日、企業が水リスクの財務影響を分析するための公開ツール「Water Risk Monetizer」のバージョンアップを行ったと発表した。更新版では、水リスクの包括的分析を実現するため、地域ごとの水質についても分析することができるようになった。EcolabとTrucostは、2014年11月にWater Risk Monetizerをリリース。ツールは、米マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure Cloud」上で提供されている。
Water Risk Monetizerは、Trucostが開発した業界最高水準の水系データ、経済分析、科学的手法などを用い、水リスクがもたらす財務リスクを定量評価できる。リスクの定量評価にあたっては、地区毎の水の希少性や水質など水資源そのものの情報から、水利用による人体への影響や環境インパクトなどの情報をも考慮。水の利用から排水までの総合的な定量的なリスク評価ができるものになっている。
今回のバージョンアップでは、新たに以下の分析ができるようになった。
- 水量、水質に基づく水利用リスクの評価
- 水質に基づく排水リスクの評価
- 今後3年間の生産量予測と地域ごとの水ストレスに基づく企業リスクの評価
- RepRiskと連携し、水リスクに起因する企業のレピュテーションリスクの評価
- 施設ベースの情報の絞り込み、リスクレベルごとのランク付けなど操作性の改善
【参照ページ】Ecolab, Trucost and Microsoft Collaborate to Help Businesses Address Water Risks Expanded Water Risk Monetizer helps business respond to water availability and quality challenges
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