オランダ金融大手12社は12月12日、投融資によるカーボンフットプリントを測定するためのガイドラインを共同で策定したと発表した。今後、各社のカーボンフットプリント削減目標を達成するために活用していく。策定に参加したのは、銀行大手ABNアムロ、ASN銀行、トリオドス銀行、De Volksbankの4行。年金基金大手PMTとPME。運用大手ACTIAM、Achmea Investment Management、APG、MN、PGGMの5社。官民出資の開発銀行FMO。12社は、Platform Carbon Accounting Financials(PCAF)に参画しており、PCAFの場で2年間検討を重ねてきた。
気候変動に関する情報開示では、国際的には気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)のガイドラインがあるが、各金融商品の具体的なカーボンフットプリント測定手法までは固めていない。PCAFは今回、国債、社債、上場株、プロジェクトファイナンス、企業・中小企業ローン、不動産ローン、商業不動産の7種類について、具体t系なカーボンフットプリント測定手法を策定した。
【参照ページ】Financial institutions develop methodology to measure their carbon impact
【測定手法】Paving the way towards a harmonised Carbon Accounting Approach for the Financial Sector
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