
世界金融大手英HSBCは5月14日、世界で初めて単一ブロックチェーン・プラットフォームを用いた金融決済を実現させたと発表した。食糧世界大手米カーギルが、大豆をアルゼンチンから中継地ジュネーブ、シンガポールを経てマレーシアへ輸送する取引を、HSBCと蘭INGがブロックチェーン技術を用いて約定した。これまでにも複数のプラットフォームを組み合わせて、ブロックチェーン約定を実現させたケースはあるが、単一プラットフォームで実現したのは今回が初だという。
今回のケースでは、業務負担を削減しつつ業界慣行となっている信用状(LoC)の偽装リスクを防止するためブロックチェーン技術を用いた。今回用いられたプラットフォームは、米ブロックチェーン・コンソーシアムでニューヨークに本部があるR3が開発したCorda。同団体には現在、銀行、政府、業界団体等100以上が加盟している。
貿易の要となっている信用状は、年間2兆米ドル以上の取引を支えているが、膨大な書類作業を伴う。書類高官のためには5日から10日かかるとも言われる。HSBCは今回、ブロックチェーンを用いたことで、時間を44%短縮、コストも31%削減できたと発表した。
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